広帯域振動計測・判定システム
Vibration Watcher VIT-200R
特徴
- 0.1~200kHzまでの広帯域に対応(200kHzまでの超音波領域の振動を判定可能)
- 多彩な判定機能を標準装備(振動ピーク値判定、波形面積値判定、FFT成分値判定)
- 柔軟な計測トリガ機能(PCより手動、PCより定期、接点トリガ(2点)、PLCコマンドトリガ
- 振動以外の情報を含めた複合判断機能の構築(カスタマイズによる)
- ケーブルタイプのセンサーで柔軟な取付が可能
- 低ノイズの為、微振動まで対応
- 振動異常時判定出力機能(リレー接点(2点)出力 例:表示灯、回転灯など)
活用時の基本構成
[表1]
サンプリング周波数と計測時間、FFT分解能の関連表
活用時の流れ(VibCatch-200R+VIT-200R
モニターモード画面
[1.振動データを収集する]
振動計測・表示ソフトVibCatch-200Rを起動し、モニターモードで振動を収集。
収集したデータを再度表示して、FFT解析結果をグラフ表示して、周波数成分を確認することができます。
サンプリング周波数と計測時間は、上記[表1]のパターンで選択できます。
サンプリング周波数と計測時間は、上記[表1]のパターンで選択できます。
計測したデータは指定したホルダにセーブされ、簡単な操作で表示データを切り替えることが出来ます。
解析モードではデータはCSVに出力することも出来ます。
解析モードではデータはCSVに出力することも出来ます。
解析モード画面
[2.解析モードで判定条件を調整する]
モニターモードで収集した振動データに対して設定値を変更し判定結果し、シミュレーションすることが
出来ます。
設定値に対して、複数の振動データを当てはめて判定状況を確認出来ます。
調整出来た設定値をVIT-200Rに書き込みます。
モニターモードで収集した振動データに対して設定値を変更し判定結果し、シミュレーションすることが
出来ます。
設定値に対して、複数の振動データを当てはめて判定状況を確認出来ます。
調整出来た設定値をVIT-200Rに書き込みます。
監視モード画面
[3.計測、判定を行います]
解析モードで設定された判定値を元に計測、判定を行います。
異常の発生は、PCの画面にも反映します。
監視モードに
おいても、計測データは収集されており、再度解析モードで設定値を調整することが出来ます。
解析モードで設定された判定値を元に計測、判定を行います。
異常の発生は、PCの画面にも反映します。
監視モードに
おいても、計測データは収集されており、再度解析モードで設定値を調整することが出来ます。
判定モードは3パターン
(1)ピーク値判定、ピーク値(10件)平均測定
(2)面積値判定
計測した波形のセンター値より上側、または下側の面積を上下限閾値で判定します。
(3)周波数成分値判定
指定した周波数の値について、上下限閾値で判定します。
周波数の指定は16点、周波数の範囲設定が出来ます。
指定周波数のANDまたはORで総合判定します。
*注意事項
基本の計測と判定機能は振動センサ入力2チャンネルについてのみとなっています。
(2)面積値判定
計測した波形のセンター値より上側、または下側の面積を上下限閾値で判定します。
(3)周波数成分値判定
指定した周波数の値について、上下限閾値で判定します。
周波数の指定は16点、周波数の範囲設定が出来ます。
指定周波数のANDまたはORで総合判定します。
*注意事項
基本の計測と判定機能は振動センサ入力2チャンネルについてのみとなっています。
応用例
(1)機械設備の予兆診断、以上判断
モーター軸受け、工作機械、ロボット、コンベアライン、搬送設備、各種専用設備機械
(2)構造物等の予兆診断、異常診断
橋梁、道路、鉄道、ビル、鉄骨構造物、斜面崩落
(3)製造品質検査
スポット溶接状態判定、コネクタ嵌合振動判定、塗装面状態判定、超音波出力測定
(4)複合センサによる診断*1
振動2chによる総合判定、振動+温度センサ、振動+電流センサ、振動+圧力センサ
(5)連続振動判定*2
コンベア異常振動の発見、突発性異常振動の発見、レール移動時の異常振動発見
(6)上記各種準備のための振動調査
*1 *2はソフトウエアをカスタマイズすることで対応を可能とするものです。
内容のヒアリング、現場現物の確認、判定方法の提案と開発が必要となります。
モーター軸受け、工作機械、ロボット、コンベアライン、搬送設備、各種専用設備機械
(2)構造物等の予兆診断、異常診断
橋梁、道路、鉄道、ビル、鉄骨構造物、斜面崩落
(3)製造品質検査
スポット溶接状態判定、コネクタ嵌合振動判定、塗装面状態判定、超音波出力測定
(4)複合センサによる診断*1
振動2chによる総合判定、振動+温度センサ、振動+電流センサ、振動+圧力センサ
(5)連続振動判定*2
コンベア異常振動の発見、突発性異常振動の発見、レール移動時の異常振動発見
(6)上記各種準備のための振動調査
*1 *2はソフトウエアをカスタマイズすることで対応を可能とするものです。
内容のヒアリング、現場現物の確認、判定方法の提案と開発が必要となります。
VIT-200R ハードウエア仕様
1.外形寸法
120(W)x105(D)x36(H)mm
2.重量 120(W)x105(D)x36(H)mm
482g(オプション含まず)
3.電源電圧
DC9V~DC28V ACアダプタ(DC12V)又は端子台
4.消費電流
150mA以下
5.使用環境
0℃~45℃ 湿度85%以下 結露なきこと
6.ピエゾセンサーチャンネル数
2ch 周波数範囲0.1Hz~200kHz
7.デジタル入力2点
無電圧接点 デフォルトはアラーム出力
8.アナログ入力2点
0~5V又は4~20mA
計測条件カスタマイズ
9.USB Host(TypeA)
バーコード等読み込み用
使用タイミング カスタマイズ
10.SDカードスロット(オプション)
記録条件等 カスタマイズ
11.無線通信機能 (オプション)
920MHz帯 無線機搭載可能 カスタマイズ
振動センサー仕様
1.ロボセンサー
ピエゾケーブル、ケーブル長は各種注文時に
特注可能
延長ケーブル0.5m~5m位特注可能
応答周波数0.1Hz~3MHz振動強度判定、
相対値判定、リファレンス設定により
絶対値化可能
ピエゾケーブル、ケーブル長は各種注文時に
特注可能
延長ケーブル0.5m~5m位特注可能
応答周波数0.1Hz~3MHz振動強度判定、
相対値判定、リファレンス設定により
絶対値化可能
2.ピエゾフィルムセンサー
フィルム形状、大きさ等、接地場所に
合わせて調整可能、標準寸法品あり
ケーブル長0.5m~3m、特注可能
応答周波数0.1Hz~200kHz
(形状、寸法により差異あり)
フィルム形状、大きさ等、接地場所に
合わせて調整可能、標準寸法品あり
ケーブル長0.5m~3m、特注可能
応答周波数0.1Hz~200kHz
(形状、寸法により差異あり)
3.汎用アナログに接続するためのセンサー条件
0~20mAまたは0~5Vの信号であれば接続可能です。
[想定されるセンサー種類]
温度センサー(サーミスタ、測温抵抗体、熱電対)・電流センサ・流量センサ・圧力センサ・水位センサ
各種残量センサ・イオン濃度センサ・気圧センサ・湿度センサ・照度センサ等