作業者情報を分析して高レベルの管理を実現!
「人の情報」も分析対象にするには?
作業者の付帯情報を取り込み、高レベルの管理を実現!
UMIO-88を使用した生産情報収集システム「Factory-Insight」は、工作機械の生産信号・エラー信号・段取り替え信号などを取り込んで稼働監視を行います。
また、バーコードスキャナを接続して生産指示情報を入力し、現場情報をコンピュータに反映することを完全自動化することも可能です。
今回はさらに、そこに関わる付帯情報を取り込むことを研究します。それは「人の情報」、具体的には(1)作業者(2)停止要因と復旧対応者です。
また、バーコードスキャナを接続して生産指示情報を入力し、現場情報をコンピュータに反映することを完全自動化することも可能です。
今回はさらに、そこに関わる付帯情報を取り込むことを研究します。それは「人の情報」、具体的には(1)作業者(2)停止要因と復旧対応者です。
FA無線との関係
作業者のスキルや適性、体調も「見える化」しよう
(1)は作業者にIDカードを持たせ、作業開始時にカードのバーコードを、UMIO-88に接続したバーコードスキャナで読み込むことで可能になります。作業者のスキルの管理、適性の管理、体調の管理と組み合わせることで、高レベルの効率管理につながります。ドイツ・アメリカで始まっている工場のICT化に負けない、「ジャパニーズ・スマート・ファクトリー」を実現しましょう。
❶作業者情報と現場情報を組み合わせる
情報の自動収集から「要因や改善方針」が見えてくる
(2)は、ちょっと手の込んだ提案になります。停止要因の復旧をどのように行うか、まず考えてみましょう。
(ⅰ)作業者が自分で行う
(ⅱ)要因により専門の人を呼ぶ
の、いずれかとなるでしょう。収集システムの管理により、この呼出しを自動で行って、復旧要員の到着・復旧時間・復旧対応者名も管理できるようにします。
呼出しをシステムが自動で行ってくれることで、作業員は落ち着いて、状況を復旧要員に説明する準備ができますし、可能な範囲で普及作業に取り組むこともやりやすくなります。そして、後に停止要因撲滅のアクションを起こす場合、対応者の適切なコメントを、経過時間と照らし合わせつつ聞くことができるのは、重要なアドバンテージになります。
❷停止時の呼出しを自動化し、復旧作業の精度アップ