PLCメモリと30台の子機IOを無線でつなぐ
無線信号電送機:アナログ920MHz屋内
主な用途:無線信号システム
概要
PLCメモリと30台の子機IOを無線でつなぐ
- 構成図はPLC内のメモリと30台の無線子機(UMIO-88)の入出力ポート入力各8点とを相互につなぎます。
- PLCメモリ内の8点出力×30カ所分のデータを読みだして、30台の子機に出力指示を出します。同時に各子機より8点の入力信号を収集し、PLCメモリ内の入力信号を収集し、PLCメモリ内の入力情報エリア(4入力×30カ所分)に書き込みます。
- 通信実行サイクル(最短)は2.4GHz帯で約1秒、920MHz帯では約2秒です。
- 無線親機(NM-FA100)のソフトを調整し、上記機能を実現しています。
- 機器の通信状況が悪いと、最短時間での通信ができない場合があるため、アンテナ設置位置・無線環境に注意が必要です。
- 通信エラーにより信号が反映でいなかった箇所は、次の回まで遅延となります。
- 信号処理点数は子機1台当たり入出力各8点まで対応できます。
- 通信環境の確認にはRFscope(ARN-7010)をご利用いただけます。
特徴
入出力ともに、最大8点×30カ所
- 無線信号伝送:1対30 ※子機台数を増減可能。ただし通信間隔が変化します。
- PLC内部メモリに直接アクセスするため、PLC側は無線を意識する必要はありません。
- 無線タイプは2.4GHz帯と920MHz帯を選択できます。
- 入力用(120点)4点×30カ所
- 1対30通信間隔(最短):2.4GHz帯 1sec、920MHz帯 2msec